2009/01/31

鶏(にわとり) 鳳凰 不死鳥 火の鳥

先日の記事(大阪天満宮 方位盤と酉(とり))の追加説明です。

天神信仰においては、鶏(にわとり)が忌避され、鳳凰(ほうおう)が使われています。この鶏(にわとり)を不吉な鳥とする昔の絵がありましたので紹介します。

地獄草紙 12-13世紀 奈良国立博物館
ZIGOKU-NO-SOSHI,12-13th CENT. NARA NATIONAL MUSEUM
浄土往生の信仰をすすめるために堕地獄の苦しみが強調され、壁画・掛幅・絵巻などに地獄の諸相を描いて教化することが行われた。火を吐く鶏が、灰色の虚空から落下する亡者をついばむ「鶏地獄」を描いている。

(-e国宝-のこちらの方が元の色合いで拡大して見れます。)

怖い絵ですね。。。ニワトリは、宗教的なことで、不吉なものにされてしまったのですね。でもこういう悪いイメージばかりではなく、ニワトリが日の出とともに鳴く(時を告げる)ことから、時報として利用したり、その鳴き声で闇の悪霊を追い払う「太陽神」として崇拝されたり、良いイメージもありました。


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では、次は鳳凰(ほうおう)について。

鳳凰とフェニックスはどちらも伝説の鳥ですが同じではありません。(とはいえ、同一視したものもあります。。。)

鳳凰(Fenghuang)のルーツはインド。孔雀(くじゃく)に近い。
  
現在の1万円札の図案

フェニックス(Phoenix)のルーツは、エジプト。鷹(たか)に近い。
不死鳥、火の鳥ともいう。
  


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鳳凰は、古代より近世の中国における宮中行事において用いられた、非常に尊く大変目出たいとされた四瑞(龍・亀・麒麟・鳳凰)の一つで、聖徳の天子の兆しとして現れると伝えられる想像上の瑞鳥です。

「桐竹鳳凰紋様」という天皇家にしか許されていない織物の柄があり、また、天皇に関する記念切手にも鳳凰が使われています。
 


京都御所の障壁画では、「桐竹鳳凰図」狩野永岳筆が有名です。


表彰状(certificate of achievement)の枠の図案にも使われています。

【鳳凰(ほうおう)】 夫婦仲が大変良く一生涯を連れ添うと言われ、雄を「鳳」、雌を「凰」と言い分け、夫婦あわせて鳳凰と呼ばれています。

【雲龍(うんりゅう)】 「雲龍」は、本来は雲と龍を合わせもって呼ばれますが、鳳凰と同様に四瑞の一つである龍とともに雨を呼ぶ幸運の雲で、その雲についても「雲龍」と言って尊ばれています。

【桐(きり)】 「桐」は、原産国である中国では古来より「鳳凰が宿る尊い木」とされ、また「鳳凰は朝日を浴びた桐の葉の光に目覚める」とも言い伝えられています。その幹は色白く伸縮や割裂などのくるいが少なく、吸湿度も低いことなども合わせもっていることから、尊く目出たい植物として日本に伝来し、菊とともに皇室の紋章ともなり、また神文(神への誓約書)にも用いられるようになりました。


金閣寺 鳳凰
鳳凰は、永遠の命と権力の象徴。戦乱のない、京の都の平和を祈って、金閣のシンボルとして掲げられた。

平等院 鳳凰
平等院鳳凰堂屋上の鳳凰像が、デザイン化され新一万円札に描かれている。


神輿(みこし)の上にも付けられます。
神輿 鳳凰のイメージ検索


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日本人で、「火の鳥」といえば、真っ先に浮かぶのは、手塚治虫の漫画「火の鳥」だと思います。フェニックスのみならず、鳳凰やロシア民話の火の鳥、あるいは宇宙生命など複数のモチーフを融合させています。
NHKアニメワールド 火の鳥

火の鳥 OP&ED 


ところどころしか見ていないので、3月31日からの再放送で見てみようかな~^^

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2009/01/30

大阪天満宮 獅子狛犬(ししこまいぬ)

写真を撮るために立ち止まり、普段はあまり見ない所に目をやると「あれ?」と思わぬ発見をすることがあります。 

大阪天満宮の一角に、右から、「松尾社」、「八幡社」、「吉備社」があります。 今回はここでも「不思議発見!」がありました。


ここで、お社の正面左右に一対で置かれている狛犬に注目してみましょう♪

まず、「松尾社」の狛犬


次は、「八幡社」の狛犬


最後は、「吉備社」の狛犬


よく知られている狛犬の特徴は、
向かって右側の像は「阿形(あぎょう)」で、口が開いている。
向かって左側の像は「吽形(うんぎょう)」で、口を閉じている。
*「阿吽」:2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動しているさまを「阿吽の呼吸」、「阿吽の仲」などと呼びます。

3対ともそうですね。でも、もっとおおきな違いが!!!

2番目の「八幡社」の左の狛犬には、(つの)があります!

Wikipedia「狛犬」によりますと、、、
厳密には、角のない方の像を「獅子」、角のある方の像を「狛犬」と言い、一対で「獅子狛犬」と称するのが正しいとされている。昭和時代以降に作られた物は左右共に角が無い物が多く、これらは本来「獅子」と呼ぶべきものである。


「八幡社」の獅子狛犬は、古いもののようですね。


もう一つの違い、向きの違いについては、、、
一般的に、寺社と平行に向き合う形で一対に置かれる。また、守るべき寺社に背を向け、参拝者と正対する形で置かれることも多い。


・・・ということのようです(^-^)/

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大阪天満宮 方位盤と酉(とり)

干支と方位のことを調べていた時にふと気づいたことがあります。
初詣1の記事で載せた大阪天満宮・表門(大門)に飾られている十二支方位盤。 周りに、「子・丑・寅・卯・辰・・・」となっているのが、周りになって東西が逆さまになっています。
なっ・・・なぜ? ヽ((◎д◎ ))ゝ



どうして? どうして? どうして? (-"-;A

と考えたところ・・・ わかりました ヽ(゚◇゚ )ノ 




上から吊るしているのを、下から見るからややこしくなるのですね(^▽^;) 普通、こういうのは、ぱっと気づくものでしょうか? 私は、なかなかわかりませんでした。。。 発想の転換が鈍いのかも。。。この記事を読んで下さっている方はすぐに分かりましたか?


でも、このことを悩んでいるうちに面白いことを知りました。
この方位盤では、干支(えと)の酉(とり)が普通鶏(にわとり)であるのに鳳凰(ほうおう、Fènghuáng)になっているのです!


大阪天満宮では酉(とり)年の初詣に授与する絵馬や土鈴も、鶏ではなく鳳凰のデザインを用意する習わしになっているそうです。今まで気づかなかった(><;)

理由を詳しく説明されているページがあったので、要点のみ書きます。
なぜ鶏(にわとり)を避けたのか?
・全国各地に残る伝承において、神様が嫌う動物として最も事例の多いのが鶏。
・古代の日本では、鶏は「不吉を告げる妖鳥」であり、「この世とあの世の境目を、あるいは夜と昼との境目を告げる境界的な鳥」と考えられていた。
・古代の中国や日本では、雷は鶏の姿をしていると考えられていた。
・道真公の死後に打ち続いた雷や疫病・地震を、当時の人々は道真公の怨霊のせいであると考え、その怨霊を鎮めるために「天満天神」として祀った。そこで、天神=怨霊=雷=鶏の連想が働き、天神信仰において鶏が忌避されるようになった。

なぜ鳳凰(ほうおう)か?
・道真公の伝承にみえる大将軍とは、陰陽道でいう西方の星、太白星(金星)のことで、太白星は鳳凰を乗り物とする。


・・・ということのようです。要点だけにすると、分かりにくいですか?


神社や、寺、城など、歴史のあるものには、いろいろな云われが残っていて、探ってみるのも楽しいです。


まだまだ大阪天満宮の話は続きます~♪ 1日で、まとめて撮ってきた写真で、話題を引っ張っています。よければお付き合いください(^-^)/

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大阪天満宮の牛と干支

ブログを書いていると、思いがけない展開でいろいろなことが繋がってくるので面白いです。先日書いた記事、 漢字文化「子」 & 干支(えと)。 このことが理解できれば、大阪天満宮と牛との縁(ゆかり)がとてもよくわかります。

大阪天満宮公式HPより
天神様と牛
天神様との歴史的な関係は古くから深い物があります。道真公は、承和12年 (845)に誕生されましたが、この年は乙丑(きのとうし)でありました。また、延喜3年にお亡くなりになりましたが、轜車(じしゃ)を「人にひかせずの行くところにとどめよ」との遺言で、その場所を墓所と定めたのです。その場所が、都府楼の北東(丑寅=艮 うしとら)の方であったなどの多くのとの関わりや伝承があり、天神信仰にはがつきものとなり、「神のみつかわしめ」としてのつながりを持つようになりました。


轜車(じしゃ)の牛が歩いていった方向



これで、せっかく撮ってきた牛の写真がお蔵入りせずに済みましたo(^-^)o

牛と縁の深い大阪天満宮には、4つの牛像があります。

臥牛(がぎゅう) スエヒロの石牛像・・ビフテキのスエヒロが、開業30周年を迎えるにあたり昭和14年に奉納。


青銅牛 昭和30年代に、奉納。


天保の石牛 天保11年(1840年)庚子霜月の奉納。


古石牛 昆布商と刻まれた縁がかかった台石の上に置かれている。奉納年度不明。



今年は、丑(うし)年ということで、初詣の時にはたくさんの人が牛と一緒に写真を撮っていました。


【追記です!】
2月の大盆梅展の時に、中庭でも牛像を見つけました。
ちょっと、撮る角度がよくないのですが・・・


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2009/01/29

大阪天満宮 筆塚、八百万(やおよろず)の神

これは、今朝(2009年1月29日)息子が撮影した、兵庫県六甲山(ろっこうさん)から見た朝日です。中央に見えているのは大阪湾です。きれいですね~(-^□^-)



これは、私が昨年(2008年8月24日)に撮影した、自宅アパート(日本ではマンション)の最上階から撮った、六甲山に沈む夕日です。



こういう朝日や、夕日を見ると、「あぁ、なんて神々(こうごう)しい(。-人-。)」と、思わず手を合わせて拝みたくなります。

その神って誰? と聞かれると・・・ 太陽の神様!

私は、特定な宗教は信仰していません。かと言って、神様を信じていないわけではなく、八百万(やおよろず)の神様を信じています(。-人-。)
「八百万(やおよろず)」というのは数が多いことの例えで、自然や、物や、さまざまなものに無数の神様が宿っているという考えです。

たとえば、家の中にもおられます。台所の神様とか、トイレの「便所神さん」とか・・・ 信仰心の強い外国の方からしたら、理解不能なことかもしれませんね(^▽^;)

不思議の国日本 "Wonder Japan" です!



さて、日曜日に行った大阪天満宮。
天神様は「学問の神」「正直の神」だけでなく「書道の神」としても信仰されています。

なので、神社ではこのように書道の筆も売られています。



使い古した筆を納め感謝してその上達を誓う「筆塚」もあります。

老筆函(ろうひつかん)と書かれている箱に使い古した筆が納められています。この筆は神社で供養されます。


また、大阪天満宮の一角にある「吉備社」では、裁縫につかう針の「針供養」が行われます。3つある鳥居のうち、一番左側が針供養を行う「吉備社」です。

「東洋きもの専門学校」の生徒さんが針供養をしているページはこちらです。写真ではわかりにくいですが、「蒟蒻(こんにゃく)」に古い針を刺して供養をしています。これは、普段固いものばかりを刺しているから、やわらかい蒟蒻や豆腐に刺して休ませてあげているのです。


物にも魂が宿り、使わなくなった時には、供養し、成仏させる、というのは外国の方からみるとどのように思われるのでしょう? 外国にもこのような行事があるのでしょうか? もしあれば教えてください(^-^)


古道具などの心の無いものが成仏するお話で、「付喪神(つくもがみ」というのがあります。このお話は、京都大学電子図書館の「挿絵とあらすじで楽しむ御伽草子」で読むのがおすすめです。昔の絵が使われていて、日本語が難しくても、絵だけでも楽しめると思いますので、ぜひ読んで(眺めて)みてください。

挿絵とあらすじで楽しむ御伽草子(おとぎぞうし)
5.付喪神(つくもがみ)

英語版もあります。さっすが京大!
Enjoying Japanese Tale, Otogi Zoshi -- Kyoto University Digital Library
”Otogi Zoshi are tales for adults and children enjoy alike. In the Muromachi Period and the Edo Period, people would have great fun thumbing through the pages by themselves or have someone read to them - there were many ways to enjoy the stories. The greatest pleasure of all though, must surely have been the beautiful painted color illustrations.
Many of these flamboyantly illustrated Otogi Zoshi tales are in the possession of the Kyoto University Library. So that you can taste the same enjoyment as people of the olden days, we have added the beautiful illustrations to the each synopsis of the tale and made it like a picture book. The synopsis is for people who have trouble with Japanese classics, who cannot work out what has been written but who want to know the story, so ease of understanding was our biggest goal. The expression is not rigorously modern, but in order to convey the atmosphere of the story we were a little creative. We will be happy if you enjoy it as a picture book.”

5.Tsukumogami Discarded commodities will get back on human being.

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大阪天満宮 うそ替え神事 & 結婚式

この前の日曜日(1月25日)、雪がちらつく寒い中 {{{{(+_+)}}}} 、天神さん(大阪天満宮)へ自転車で行ってきました。

上↑のブログタイトルの写真と同じ場所から写真を撮りました。源八橋(げんぱちばし)の上からです。早く桜の季節になって欲しいな~♪

真ん中の高いビルは、「帝国ホテル大阪」です。天神さんは、このホテルの向こう側にあります。

菅原道真公の愛鳥・鷽(うそ)鳥に平素のうそを託して罪滅ぼしをする「うそ替(か)え神事」に参加しました。簡単にいうと、去年ついた小さな嘘(大きな嘘はダメです)を神前に詫び、幸せになりましょう!というものです。詫びるといっても、「ごめんなさい」という暗い雰囲気は全然ありません。皆とても楽しそうです^^ 嘘を詫びるのにこれでいいのか?って感じです(笑)

まず、参詣者に「鷽鳥御守」の入った小さな封筒が配られます。この時はまだ中を見てはいけません!


そしてこの封筒を、「替えましょう。替えましょう。嘘を真(まこと)にかえましょう。」と声を掛け合いながら、周りにいる人と手当たりしだいに交換します。延々と20分くらい、長かった~!


太鼓の合図で、封筒を開封します。「金うそ」「銀うそ」「木うそ」の文字が入ったカードに当ると、社務所でそれぞれのお守りが授与されます。はずれた人は、紙のお守りだけです。私は、はずれでしたが、隣にいたおばあさんのカードには、「木うそ」の文字が!!!思わず写真を撮らせてもらいました。


心づくしの神さんが
うそを真にかえさんす 
ホンニまことにかえさんす 
ホンニうそ替えオヽうれし


当たった人は、「金うそ」「銀うそ」「木うそ」と交換します。


はずれた人は、あとでお守りを買うこともできます。小さな鳥の形のお守りです。




そして、この日は、ちょうど結婚式がありました。それも、新郎(男の人)は、外国人でしたヽ(*'0'*)ツ


ここは、本殿への渡殿(わたりどの)です。「うそ替え神事」に参加待ちの人達から拍手が沸き起こりました。


どうぞ、お幸せに。



この大阪天満宮は、「学問の神様」としても有名です。この日は、受験生が合格を祈願をする「通り抜け参拝」もあったので、すごい人でした。 本殿の裏側にある東「登竜門」から入って、西「登竜門」へ抜けます。


登龍門(とうりゅうもん)という諺もあります。「成功に至るために乗り越えなければならない難しい関門」のこと。特に、立身出世のための関門、またはその糸口という意味で用いられます。


受験生の方々に、いい結果が出ますように (。-人-。)

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2009/01/28

漢字文化「子」 & 干支(えと)

ひょんなことから、コメントで、還暦、干支、十干十二支の話になりました。

7・8年程前になるのですが、ある教育団体の先生方に教材を作成する指導をしていました。FLASHというソフトを使って作成し、学校のプロジェクターを使って授業をします。そのFLASH教材の中に、干支の説明が入ったものがあったので、リメイクしてみました。

漢字や、干支に興味のある方はぜひご覧ください\(^_^)/ 
赤ちゃんがむにゅ~っと変身します(笑)

FLASH教材 漢字文化「子が持つ文化」 Kanji ”子” Please Click!



*マウスの絵があるところは、クリックすると説明が出ます。ページの下方左右にある「もどる」「すすむ」ボタンでページ操作をしてください。

*本来は、先生が説明しながら進行する教材として作っているので、細かい説明はありませんが、視覚的にわかるように作成しています。授業参観で使用すると、盛り上がるそうです(^-^)


*言葉を調べたい人のために載せておきます。
「子」の熟語
1:子供 父子 親子 母子 子女 女子 男子 王子
2:種子 胞子 精子 卵子
3:原子 電子 分子 粒子
4:孟子 孔子 君子 老子
5:調子 帽子 菓子 扇子

干支(かんし、えと)は、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせたものである。十干十二支(じっかんじゅうにし)の略。

十干(じっかん)
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の要素からなる。
十二支(じゅうにし)
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12の要素からなる。

還暦(かんれき)とは、干支(十干十二支)が一巡し、起算点となった年の干支にふたたび戻ること。

歳徳神(としとくじん、とんどさん)とは方位神の一つで、その年の福徳を司る吉神である。

歳徳神の在する方位を恵方(えほう)と言い、その方角に向かって事を行えば、万事に吉とされる。
恵方巻は、節分に関西地方で多く食べられる巻き寿司。

「子」をもとにしてできている文字
字、学、季、孫、乳、孝、存、遊、孔、孟、孤、児、育、保


*余談
阪神甲子園球場(はんしんこうしえんきゅうじょう)
高校野球の2大全国大会が行われるほか、プロ野球セ・リーグの阪神タイガースの専用球場(本拠地球場)ともなっている球場です。実は、この名前の「甲子(こうし)」は、干支からつけられています。大正13年( 1924年)に開設され、この年の干支、甲子(きのえね)にちなんで、甲子園球場と命名されたそうです。
1924-4=1920 1920÷12=32余り0 0+1=1 


まんが日本昔ばなし 「十二支の由来」


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2009/01/27

オペランランラン♪ 『ジャンニ・スキッキ』 3 追記

昨夜、NHKの番組「クローズアップ現代」で、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の総裁に就任したピーター・ゲルブ氏のインタビューが放送されていました。

芸術を変革せよ ~ピーター・ゲルブ氏に聞く~
ゲルブ氏は、オペラに興味がない人をいかに劇場に向かわせるかについて取り組まれてきた。そのゲルブ氏も今、世界的な金融危機でオペラの観客が減るなど大きな試練に直面している。時代が大きく動く中で、いかに魅力あるオペラを作り出し、改革を成し遂げていくのか、、、

という内容でした。世界的に厳しい状況、ゲルブ氏はこういう状況だからこそ変革が出来ると言われていました。今後、オペラ界はどう変わるのでしょう? ちょっと足をつっこんだ私はとても気になります。


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


さて、本題に入りまして・・・
先日の、オペランランラン♪ 『ジャンニ・スキッキ』 2 感想の記事について、書き加えたいことができました。

記事を書いた後、他の方の感想はどうかな?と検索していたところ、ネットの中で公演関係者の方のブログに出会うことができました。「大阪のおばちゃんは誰にでも話しかける」という本性を発揮し、公演のお礼と衣装についての質問をしたところ、早速お返事を頂きましたm(_ _ )m

ラウレッタが着ていたワンピースの色は、【紅】ではなくサーモンピンク系で、愛情・幸せ・温かさ・願いを印象的に見せるためのもので、リヌッチョの白いセーターは、黒い色の親族との対比を出していて、爽やかさ素直さ等々の性格も現しているそうです。そして、【赤】はやはり愛情・熱情の色でもあり、最後に赤い薔薇が降ってくるのも女性陣達(プッチーニのオペラで死んでいった女性)が喜んで二人を祝福している事を表しているとのことでした。なんて奥深い~(・∀・) (詳しい説明を頂いたのですが、載せていいものかわからず要点のみにしました。)

正月の「紅白かまぼこ」が頭の中に残っていた私は、ついつい「紅白でめでたい!」と解釈してしまいました(;^_^A 広い心で、私のこの単純発想も受け入れて下り、解釈に「これ!」と言う決まりはありませんと仰ってくださったK様には心よりお礼申し上げます。

『舞台装置のデザイン・材質・色や衣裳のデザイン・色合い・照明の色合い等々舞台には沢山のメッセージが秘められています』

こういうメッセージが受け取れるよう、日々感性を磨いていきたいと思います。今後益々、オペラを観に行くのが楽しみになりました(^-^)

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2009/01/26

日本の「紅白(Kōhaku)」は、めでたい色

昨日のオペラの記事でイタリア人の方に「紅白」について興味をもって頂いたので、調子にのって(笑)もう少し写真をまじえて説明することにしました。
※英文を入れていますが、これは「教えて!Goo」の答えにのっていたものをコピーしてきました。私も、こういうことを英語で説明できるようになりたいです。


日本の国旗
「日本の国旗の赤は太陽。日本人は古来、太陽を信仰の対象していた。(世界的・歴史的に太陽が赤で描かれることは珍しく、太陽は黄色または金色で表すのが一般的)。 また国名「日本、にっぽん、にほん」(日ノ本、ひのもと)というところからも太陽(日の出)を意識しており、「日が昇る」という現象を大切にしていた。 なお日本では紅白がめでたい色とされており、日章旗が定着していった事実は日本人の色彩文化を知るうえで興味深い。ちなみに「あか(赤)」の語源は「あかし(明し)(あかるい)」と同源であるという。」

 
大阪天満宮 初詣で撮った写真(2008年)    私立中学校の入学式

The flag of Japan has one big red-painted circle in the center against the white background. This red circle symbolises the rising-sun. In addition, the combination of red and white is traditionally regarded as auspicious. In Japan, the flag is often displayed on the occasion such as an entrance ceremony, a graduation ceremony, and a coming-of-age celebration. Because red colour is the symbol of philanthropism and power, while white colour is of holiness and purity.


紅白(Kōhaku) 
「紅白はハレ(儀礼や祭、年中行事)を意味し、祝いの席の紅白幕や紅白餅など縁起物に用いられている。」


【紅白に関する事柄】
・お正月のおせち料理 紅白かまぼこ 紅白なます(大根、にんじん)
 

・紅白まんじゅう (祝い行事に使う定番の和菓子)


※「赤」じゃなく「ピンク」という声も聞こえてきそうですが、このピンク色は、食紅(しょくべに)という着色料をつかっていて、日本人感覚では「紅白」なのです。。。

・紅白幕(こうはくまく)
↓卒業式 (袴(はかま)姿の先生の草履(ぞうり)も紅白です。
写真を大きくして見てください。)

↓入学式


・お祝いの看板


・テープカット (式典の開幕や施設の開業などを祝う為、テープにはさみを入れる事)


・祝儀袋 (しゅうぎぶくろ)(お祝いのお金を入れて贈る袋)


そうそう、これはブログに載せるつもりではなかったのだけど、祝儀袋の話がでたので、ついでに載せておきます(*^▽^*)  先日、オペラを見た文化センターの売店で購入しました。伝統的な形ではないけど、ト音記号(the G-clef)の形の水引がかわいかったのでつい購入してしまいました♪ 誰のお祝いに使うんだろう(^^ゞ


・紅白戦 (写真は、小学校の運動会の「棒倒し」)
これは「めでたい」ではなく、合戦に用いられる配色。
赤チームと白チームに分かれて、相手が守る棒を倒す競技です。
赤と白の棒も見えます。 「赤 頑張れ!」「白 頑張れ!」



これは少々話題からはずれますが、「紅」ということで。
・Rosa "Kurenai"  紅(くれない)
これは、私のバラの写真コレクションから。鶴見緑地公園で撮ったものです。(少し花が開きすぎている状態ですが・・・)

葉に薄い黄色の斑(ふ)が入っているのが特徴です。



日本人の「紅白」のめでたいという感覚。
理解していただけたでしょうか? (^-^)/

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