2011/03/30

自粛 jishuku は ”そのまんま英語”になっていた!

Twitterって、何がいいのかよくわからない(-"-;

と思っていたのですが、Twitterの良さが、この震災時にとてもよくわかりました。
フォロー数が100にも満たない私に何の情報が入るのか疑問だったのですが、
リツイートの威力を、まじまじと見せつけられました(@_@)

日頃も、見落としてしまいそうなニュースや情報も入ってくるし、
今では、なかなか良いものだと思っています。

しかし、私は、どうも140文字に考えていることをまとめるという能力がない(´_`。)
だらだら書きながら考えるタイプなので、やはりブログが向いているのかもしれない。

Twitterは、私にとっては、情報インプットには適しているけど、アウトプットには適していない。
という感じですねぇ。。。


今日は、NY紙のニュースの紹介をTwitterで見つけました。conny_jpさんありがとうございます。
NY紙「日本は自粛という強迫観念にとらわれている」
MSN産経ニュース 2011.3.29 20:09 
 【ワシントン=古森義久】米紙ニューヨーク・タイムズは28日付で「津波後の日本は自粛という新たな強迫観念に襲われた」との見出しの記事を掲載し、日本国民の多くが地震や津波の犠牲者への弔意から日常の活動を縮小するようになり、国民経済への悪影響が懸念されると伝えた。

 東京発の同記事は、日本で「地震、津波、原発で何十万という国民が被害を受けたことから、被災地以外でも、少しでもぜいたくにみえる活動はすべて非難されるようになった」とし、日本国民のすべての層が生活面での「自粛」をするようになったと報じた。

 自粛はまず電力の節約という形をとり、日本国民が「電灯、エレベーター、暖房、トイレ座席の暖房まで止めるようになった」とし、安売りカメラ店の客案内の音声やカラオケ店への出入り、桜の花見、高校野球応援、東京都知事選の候補の音声までが自粛されていると指摘した。

 同記事は自粛が過剰になっていることを示唆し、企業や学校の行事のキャンセルが日本の経済全体の60%に及ぶ消費支出を大幅に減らし、「もともと停滞していた日本経済に浸食効果をもたらし、倒産を急増させるだろう」と述べている。

 また「東京都民にとっての自粛は被災地の人々との連帯を示し、自粛をする側を何か良いことをしているという気分にさせる安易な方法だ。しかし、当人たちは実際にどんな効果をもたらすかはあまり考えていないようだ」とも論評した。



英語が超~苦手な割に、こういうのは、原文はどうなっているんだろうと気になります。
ほとんど、Google翻訳と、Yahoo!翻訳にお世話になるのですが(^▽^;)

そこで、津波が英語でも Tunami であるように、自粛が jishuku のまま書かれていることに驚きました!
自粛 jishuku は ”そのまんま英語”になっているのか?! なりかけ?!

一部ですが、英語の勉強もかねて引用を多用します。

In Deference to Crisis, a New Obsession Sweeps Japan: Self-Restraint
By KEN BELSON and NORIMITSU ONISHI
Published: March 27, 2011  ←ここをクリックすると元のNYタイムズの記事が読めます。

自粛はまず電力の節約という形をとり、日本国民が「電灯、エレベーター、暖房、トイレ座席の暖房まで止めるようになった。
With hundreds of thousands of people displaced up north from the earthquake, tsunami and nuclear crisis, anything with the barest hint of luxury invites condemnation. There were only general calls for conservation, but within days of the March 11 quake, Japanese of all stripes began turning off lights, elevators, heaters and even toilet seat warmers.


安売りカメラ店の客案内の音声やカラオケ店への出入り、桜の花見、高校野球応援、東京都知事選の候補の音声までが自粛されている。

But self-restraint goes beyond the need to compensate for shortages of electricity brought on by the closing of the Fukushima Daiichi nuclear plant.
At a time of collective mourning, jishuku also demands that self-restraint be practiced elsewhere.
(本文ではどのように自粛しているか詳しく書かれています。)

There are also doubts about whether it is proper to partake in the seasonal pleasures that regulate much of Japanese life.
(花見に関しては、このようにも書かれています。季節の楽しみまで自粛要請するな~!)



企業や学校の行事のキャンセルが日本の経済全体の60%に及ぶ消費支出を大幅に減らし、「もともと停滞していた日本経済に浸食効果をもたらし、倒産を急増させるだろう
As effective as the self-restraint has been — conservation measures have allowed Tokyo Electric Power to cancel some planned blackouts — the continued scaling back is likely to have a corrosive effect on Japan’s sagging economy. While the government will spend heavily to rebuild the shattered prefectures to the northeast, consumer spending, which makes up about 60 percent of the economy, will probably sink; bankruptcies are expected to soar.


東京都民にとっての自粛は被災地の人々との連帯を示し、自粛をする側を何か良いことをしているという気分にさせる安易な方法だ。しかし、当人たちは実際にどんな効果をもたらすかはあまり考えていないようだ
Japan has gone through spasms of self-control before, including after the death of Emperor Hirohito in 1989. This time, though, self-restraint may be a way of coping with the traumatizing scale of the loss of life as well as the spreading fears of radioactive fallout, according to Kensuke Suzuki, an associate professor of sociology at Kwansei Gakuin University in western Japan.

“With the extensive coverage of the disaster zone, jishuku has become a way for people in Tokyo to express solidarity at a time of crisis,” Professor Suzuki said in an e-mail. “Jishuku is the easiest way to feel like you’re doing something, though perhaps there isn’t much thought put into how much these actions make a difference over all.”


ここ↑が、「NYTimesよくわかってるや~ん!鋭い!!!」と感心していたのですが、
どうやら関西学院大学社会学部准教授 鈴木謙介氏の意見のようですね(;^_^A
昭和天皇崩御のことまで書いてある。

この方、もっと日本メディアで発言して欲しいです。
良いことをしている気分に浸っているだけでは、どうにもならんよ~って。
でも、きっと日本のメディアは書きたがらないのだろうな。。。

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以下の部分は、MSN産経ニュースには、紹介されていなかった部分なのですが、
橋下徹大阪府知事は、自粛規制とは反対に
経済をサポートするための消費をせきたてたことを評価されています・・・よね?
企業が収益の一部を寄付しているとか。

There were other opponents of self-restraint. While the ethos has been strongest in northern Japan and in the Tokyo area, western Japan appeared split. Kobe, the site of a 1995 earthquake, was firmly in favor.

But Toru Hashimoto, the governor of Osaka, Japan’s second-biggest city, said too much holding back would hurt the economy. Echoing President Bush after the attacks on Sept. 11, 2001, Mr. Hashimoto urged people to spend even more, so as to support the economy; some businesses are helping by donating part of their proceeds to affected areas.

In Tokyo, though, there was no debate.



東京は、原発事故による打撃が大きいので、
自粛は、強迫観念ではなく、そうせざるを得ないことも多いと思います。


関西は冷めていると国内の一部の人が言う中で、
お金をまわし、経済を落ち込ませないようにすることで支援していることもきちんと書かれていて、

これが報道というもんやん(o^-')b 

と思いました! 


※英語が必須の今のビジネスマンは、こういうのがすらすら分かるのでしょうか?
そうだと、いろいろ面白いでしょうね~


【追記】
「jishuku、自粛、英語、ニューヨークタイムズ」の検索ワードで訪問してこられる方が増えました。
関心を持ってられる方が多いのですね。
しつこくNYタイムズの記事を追っていたら、アメリカの人が”jishuku”という文字を入れて記事の紹介をしているのを見つけました。またイタリアのニュースサイトでも、NYタイムズの記事をうけてJISHUKUの文字が入った記事が書かれていました。(こちら
GLOSSARIO DEL TERZO MILLENNIO: JISHUKU
28 mar 2011 — Vittorio Viterbo
Jishuku: è la parola d'ordine del Giappone post-tsunami. Significa una via di mezzo fra autocontrollo, riserbo e discrezione


これは、NYタイムズを読んだフランス人のJISHUKUの説明
JISHUKU” est l’expression actuelle que pratique les japonais. Sa définition est une forme d’auto restriction volontaire adopté par les habitants de l’Archipel afin de réduire au mieux les incidences relatives à ces événements.


日本人(今回は鈴木氏)が海外の人に自国のことを説明するのに、英語に訳し難い言葉、または日本語のまま強調したい言葉を使って説明し(jishuku)、それを海外の人がニュースにする。その広まり具合によって「そのまんま英語」になる言葉もあれば、消えていく場合もある。「jishuku」という言葉は、どれくらい認知されるようになるのでしょうね。

※以前からjishukuの説明は、いろいろな言語で日本特有の行為として説明されていますが、今回の震災では特に注目される言葉になるのでしょうね。
と、言っても、井の中の蛙主婦の憶測ですからね~ 当てにはなりません(^_^;)

※アメリカ、ハワイ、イギリス、フランス、スウェーデン、マレーシア、シンガポール、オーストラリアから自粛がらみの検索訪問がありました。

2011/03/28

白木蓮 と 白骨のお文さま

青空が広がっていたので、OBP(大阪ビジネスパーク)の白木蓮を見に行って来ました。

白木蓮を見ていると、1月に見た文楽を思い出しました。
染模様妹背門松 蔵前の段
生きている間が花、死んでしまえば美しいその顔も艶な形もあのお文さまの文章の通り、ただ白骨のみぞ残れりぢや。



青空とクリスタルタワーを背景に、白木蓮を見るのが好きです。


花水木(右の木)と桜(左の木)と白木蓮が一度に咲くと豪華でしょうね。


でも、一度に咲いて、一度に散ってしまうと寂しいですよね。


四季があって、
それぞれの種類の木が、それぞれの時になれば花を咲かせて。

そういう繰り返しの中で、日本人は
「悪いことがあっても、きっといいことが巡ってくる」と
気持ちを前向きしてこれたのかな・・・


桜の花見。
花の下で炭をおこしてのバーベキューは、
震災の自粛に関係なく、桜の木のために禁止して欲しいし、
ライトアップは、節電になるのでとりやめてもしかたないと思うのですが、
その他は、いつも通りでいいんじゃないでしょうか。

騒ぎたい人は、騒ぐ。
静かに見たい人は、静かに見る。

外国の人から見た日本人の賞賛をよくとりあげていますが、
その根底にあるものはどこからきているのでしょう・・・

宗教、教育、しつけももちろんあるでしょうが、
四季の移ろいがある中で生きているからという、
そういうシンプルなことなのかもしれない。

桜をこれほどまでに愛でる国はない。

それぞれが、いつも通りに、それぞれの想いで桜を楽しめばいい。

私は、いつも通りに桜を楽しみます。



私とて、 夕ニハ白骨トナレル身ナリ


 

2011/03/27

透かし彫りの手摺

今は中断したままですが、四天王寺のことをいろいろ調べていて、
元三大師堂の欄間に、17世紀初期に始まった大阪欄間の技術が見られるとのことを知り、
大阪欄間というものに興味を持ちました。

江戸時代中期頃は、豪商の屋敷への需要が高く、豪華なものが作られていたようですが、
後期には、贅沢な家造りを戒める通達が出され、
透彫や組子などシンプルながら洗練された欄間が作られたようです。
(大阪欄間工芸協同組合のこちらのページを読みました)

興味を持っても、なかなか実際の欄間を目にする機会が少なくて。。。

以前記事にした(こちら)千林の長屋カフェ「CAFEマーボロ」の欄間は、
透かし彫りの大阪欄間かと思ったのですが、建った当時のものかどうかはわからないようでした。



欄間ではないのですが、大阪市旭区の大宮神社近くに残る戦前の民家の手摺には、
繊細な透かし彫りが見られます。
ごく普通の民家の手摺で、これだけのものが彫られているのはネットの中で探しても、
少ないような気がします。(気にして、写真を撮る人が少ないだけかもしれないですが。)

きっと、この近辺には腕のいい大阪欄間の職人がいたのでは?と勝手に想像しています^^

















今のところのコレクションはこれだけです。
他にも見つかるかな?


【追記】
植物柄の透かし模様が入った木製手摺の流れをひくのが、
このタイプの鉄製面格子だと思うのです。
これは鉄製でも古いタイプだと思います。


そういう意味でこの面格子はお気に入りの一つです。

2011/03/26

杏子 と メジロ と 十月桜

Aikoさんが、「あんずのお花がきれいです!」(こちら)と記事に書かれていたので、見に行ってきました。

セブンイレブンの近くの公園ってことは、あそこですね!

わ~~~~~! 綺麗に咲いてる ヾ(@^▽^@)ノ



それに、あそこにいるのは・・・ メジロ (*゜▽゜ノノ゛☆


蜜を吸っています!


かわい~!


逆さまになっても吸ってる!


よっぽど甘くて美味しいのか、写真を撮られていても関係なしです。


2匹つがいでいました。 メジロはオスメスの違いがわからないですね。



この後、いろいろ寄り道していると、面白いことを発見!
都島の図書館で調べようと思って、都島区役所前を通ると、


今度は、十月桜が咲いていました:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


「十月と三月にも咲く桜」という名前の方がいいかも。



ソメイヨシノも、蕾が少しピンク色になっていました。
来週、暖かくなると一気に咲くかもしれませんね。

桜の花芽は、昨年の夏から形成されています。
猛暑であろうと、なんであろうと、着々と準備をして春に花を咲かせます。

もうすぐその時がきます。

2011/03/25

ファンメイドのアヒルちゃん時計 ヴァージョンアップ!

この前の日曜日、大阪出身のゴッドねーちゃんが、
震災の支援に関して関西は冷めてる、関心薄いということを言ったそうですね。
私は見ていなかったのですが、夫が怒っていました。

動物好きな方(東京)のブログを長年読んでいたのですが、
「阪神大震災も辛かっただろうけど、今回のほうがもっときついことになりそうです。
関西の人ももっと関心をもってください。」ということを書かれていました。
「関西の人も・・・」というのは、翌日削除されていましたが・・・

怒りを通り過ぎて、悲しいです。

「関西」ということを限定して、どうしてこういうことを言うのでしょう。
関西の人が無関心でいるとでも思っているのでしょうか?

こういう時に、こういう風に言われるのは、とても傷つきます。そして不快です。
ほんの一部であると思いますが・・・ 一部であると思いたいですが・・・
RSS登録 削除 カチッ! さよなら。



これだけ大きな災害。
日本国中の人が、心を痛め、復興を祈っている。
自分は何ができるだろうと考えている。

と、分け隔てなく思うのが、普通の感覚だと思いますが(-"-;A

ねぇ、アヒルちゃん。


このフローティング・ダックは、
政治的意味合いで分割される国境など、
この世に存在しないことを知っています。
Rubber Duck Project 2009 Conceptより)


「関西」は、どういう意味合いで、こうも分割されるのでしょう(ノ_-。) シクシク
私だって、募金をいっぱいしてるのに。
震災後、激務の息子を支えるためがんばっているのに。

元気を出すために、
ブログパーツの「カウントダウンアヒルちゃん時計」をヴァージョンアップしてみました。
こういう作業をしているのが、一番気がまぎれて楽しいです。

Ver.Sakura は、3月31日から桜が咲き始め、4月5日に満開になります。
その後アヒルちゃんは、桜前線と一緒に北上するので、
4月いっぱい満開の桜の下でぷかぷかしています。

本当の巨大アヒルちゃんに比べたら、癒し効果は少ないかもしれないけど、
アヒルちゃんファンが望む桜の下のアヒルちゃんはなかなか見れないから、
ちょっとでも、楽しんでもらえると嬉しいです。


あまり地域限定で攻撃することなく、皆で力をあわせましょう。 
そうだよねっ、カツパちゃん。

2011/03/24

新梅田シティ 梅田スカイビル 空中庭園のヒミツ6 

ブログの記事について、、、
こういうことを書くのは今の時期ふさわしくないのではないか・・・ とか
こういうことをあえて書くべきではないか・・・ とか
いろいろ考えだすと、ブログを書く気が失せて、精神的にすごぉ~くしんどくなってくるので、
そういうのを一切考えず、以前のように興味あることを好きなように書いていこうと思います。
ブログタイトルも「心おもむくままに」ですから。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


では、新梅田シティのヒミツについての続きです。
※引用文は、『空中庭園 連結超高層建築〈1993〉「新梅田シティ」の記録』より。

このことについて振りかえってから。
 大淀の原風景やその記憶が、新梅田シティに蘇る。しかし、こういった「いにしえの断片」が現代都市に蘇るには、その土地のもっていた気あるいは力が宿っていなければならない。この気あるいは力を、ここでは「地霊」と呼ぶ。地霊とは、土地や場から引き出される霊感とでもいえるものである。この概念は、18世紀イギリスで注目された「ゲニウス―ロキ」すなわち父性を表す守護の霊(ゲニウス)のある場所(ロキ)と同じものである。
 ランドアートの設置は、この地霊、ゲニウスーロキを新梅田シティに植えつけるに必要不可欠のモニュメントとして計画された。ランドアートの設置された場所は、特に大淀の原自然とかかわりのある場所、空間が選ばれた。『中自然』の森、『カナル』、そして『花野』の3ヶ所である。


ヒミツ5では、『中自然』にあるランドアートを紹介しました。

今回は、『花野』です。


 「花野」は「花が咲き乱れる野原」である。「花野」という名前の由来は、詩人・谷川俊太郎の詩「はなののののはなはなのななあに」からきている。この語呂合わせ、言葉遊びの詩を口ずさむと、原っぱで遊んだなつかしい子供の頃の風景がよみがえる。


この梅田スカイビルは現在、2棟連結になっていますが、
設計した原広司氏は、将来おそらく三棟連結になっていくであろうと増築の余地を残されています。
それが、この「花野」の土地です。(詳しくはこちら
しかし、バブルの頃から時代は変わり、実現することはもうないかもしれませんね。

そういう計画もあったので、まさしく野の花が咲き乱れる「原っぱ」がふさわしいとなったようです。
ここにも、造園家の吉村元男氏のさまざまな想いが込められています。

 この空地には、美しく整えられ、刈り込まれた灌木や、すみずみまで計算されデザインされた造園修景の園地はいらない。自然にできるだけ近い、雑草や路地咲きの草花に季節ごとに出会える原っぱ。 ・・・ 雑草は、美しくない、華麗ではない、田舎臭いといって、嫌われる。雑草に与えられる不名誉な呼称をここではなんとかイメージチェンジしたい。人々に愛され注目される草花にして、都心に居住し、働く人々に、今までと違った自然の楽しみを知ってほしい。こういった願いをこめて、「ワイルドフラワーによる花野」を実現させた。





こういう想いでつくられた「花野」に設置されたランドアートについて。

 生あるものはすべて死に絶え、物質的残骸は土となり、リサイクルしてまた新たな生命を生みだす。大地には、無数の生物がうごめいていればこそ、いつも緑の衣で覆われているので、私たちもやがては土に還るのである。こんなリサイクルを野仏彫刻と風化彫刻で表現した。


野仏彫刻は、伊藤慶二とフェデリコ・ボナルディ。風化彫刻は、西村知子。
土を素材とする陶芸家3人にアイテムのデザインが依頼され、
石彫家・内藤文男がすべてを製作されました。

■ 伊藤慶二の野仏 「沈黙」 観念的で静的な12の作品。
「花野」の入り口に設置されていて、道しるべを示している。


■ イタリアの陶芸家 フェデリコ・ボナルディ(Federico Bonaldi)の野仏。 「aldilà」(すべてを超えて)
野仏につけた格言は、「THEOLDMANTHINKSOFETER-NITY」
※民衆文化や土俗的伝承をテーマとしたそれを見事な土の造形に発展させ、幻想的・夢幻劇的世界を創出することに鋭い感性を発揮する陶芸家。

これが一番紹介したかったのです!!!
最初見た時、なにこれ~(^O^) と笑っちゃいました。独特でユーモアがあります。
何の説明もないので、作者も何もわからなかったのですが、まさかイタリア人彫刻家とは~!
びっくりしました。

ドクロを持ったこの野仏の後ろ姿は、


なぜか離れたところにあります。?


福耳の鳥?


魚にくわえられているの・・・か?


し~っ って?


キタキタおやじの上に座って桃太郎、何してんの?


わ・・・ わからん・・・


死神~


このイタリア人彫刻家は、日本の何に影響を受けているのでしょうね?
面白い作品だと思います。


■ 西村知子の風化彫刻 「Déjà vu」
原始的シンボルである鳥、水牛、猿、蛇、貝等を題材に選び、
具象的な形を表すのでなく、風化した形で制作。

仏手柑


ざくろと猿


オウム貝と鳥、なまず、水牛、蛇もあります。


気になるのが、柘榴(ざくろ)と猿の組み合わせです。
ネットで調べると・・・
柘榴は大勢の子供を産むことを象徴し、
一個の柘榴を描いた絵は、百人の子孫を残すことを意味する。
猿は長命を象徴し、また変化力を表す。
・・・となっていました。

この組み合わせは初めて知りました。
翡翠彫刻、着物の帯柄、だんじり彫刻にもありました。中国の話から?
もうちょっと詳しく知りたかったのですが、分かりませんでした。残念。 
「またいつか」の引き出しに入れておきます。


元の話しに戻って、、、
地霊を新梅田シティに植えつけるのに必要不可欠なモニュメントとして設置されたランドアート。
「花野」までゆっくり歩いてまわる観光客は少ないです。

フェデリコ・ボナルディは、イタリアを代表する現代陶芸家の一人とされていて、
せめてその作品の紹介がどこかにあれば、ファンの方も訪れると思うのですが。

作家や、作品名を出さずに「原っぱ」の中の名もなき彫刻にしておくには、
もったいない気がします。

季節が変われば、もっといろいろ表情が変わると思います。
梅田スカイビルに行かれた時には、「花野」に寄り道してみるのも面白いですよ。
その時には、「はなののののはなはなのななあに」の詩を口ずさむのもお忘れなく。

「花野の 野の花 花の名 なあに」

2011/03/22

桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿 柳切るのは愚の骨頂

3月に入ると『柳 新芽』という検索キーワードが増えます。

3月6日(5日の年もある)の二十四節気の一つ『啓蟄』(けいちつ)の日の説明に、
大地が暖まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ。『暦便覧』には「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されている。
柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲くころ。

と柳のことが書かれているからかも知れません。

また、こういう漢詩を味わうために調べているのかもしれません。(↓書き下し文)
「春思」 賈至
草色青青として柳色黄なり
桃花歴乱として李花香し
東風為に愁いを吹き去らず
春日偏に能く恨みを惹いて長し


茶道の抹茶茶碗でも、『桃柳茶碗』というのがあるほど、今の季節は、桃と柳がセットです。


その『柳 新芽』をGoogleで検索すると、約367,000件中、このブログは2件目に表示されます。
マイナーブログのわりに、Google検索にはなぜか気に入られています(-"-;A

表示されるのは、『柳の新芽と桃園』という記事のページ。

そこには、中之島の大阪市役所前の写真を載せています。
こちらにも持ってきました。2009年3月16日に撮った写真です。


柳の花


柳の新芽





なのに、2010年5月15日頃には、整備工事中となり・・・


柳の木は全部なくなりました(T_T) 2011年3月21日撮影



本当だったら、今の季節、柳の新芽が風にそよそよ、そよいでいる頃なのに・・・ 

中之島というと、中央公会堂を代表とする建物のイメージがありますが、
私は、『柳』というイメージもありました。

柳の場所には、浮浪者っぽい人もいましたが、
きれいに整備するのに、柳の木を切る必要はあったのでしょうか?


昨年、柳の木がなくなった時、すっごくショックだったのですが、
今年、柳の新芽の季節になり、また寂しさが蘇ってきました。


気になって調べてみると、この中之島の柳には「沢正柳」という俗称がついていたようです。

「沢正」というのは、沢田正二郎。 「新国劇」の創始者です。
大阪日日新聞のなにわ人物伝-光彩を放つ- 沢田正二郎 に詳しく書かれています。
↓一部引用します。お許しください(。-人-。)
 沢田正二郎は、「新国劇」が苦難のどん底にあったとき、大阪弁天座の「月形半平太」が大当たり。これで世に出たから彼は生涯大阪を第二の故郷だと感謝している。
   (中略)
 中之島公園(北区中之島)に柳が多いのは、大阪市民に感謝して正二郎が柳の木を植えたのが起こりである。もちろん小野道風が若いころ何度もあきらめずに柳に飛びつく蛙(かえる)を見て、失敗にこりず努力の大切さを学んだという伝承「柳蛙」の心意気を形にしたもので、今でも俗に「沢正柳」と呼ばれている。


※「沢正柳」を検索しても、出てくるのは大阪日日新聞のページだけです。
 「沢正柳」と呼ばれていたことを知っている人は、今ではあまりいないかもしれません。


こういう感謝の気持ちがこもった、「柳蛙」の心意気を形にした柳だったのに・・・
大阪市は、いったい何を考えているのでしょう。。。


先日見学した旧・八木通商ビルのような近代建築がなくなるのも寂しいけど、
こういう木が、いとも簡単に排除されてしまうのも寂しいです。


柳がなくても、柳のおばけが、大阪市職員にたたってでるかもしれないぞ~~(m~-~)m

出会いの季節

3連休が終わり、私の手元には日頃手にすることがない11枚もの名刺が (・ω・ノ)ノ!
お仕事での名刺も頂きましたが、ブログやTwitterのハンドルネームでも名刺を作られているのです。
もうびっくりです! 交流が盛んなブロガーさん達は名刺交換をするのですね! ほぇ~

それじゃぁ、私も!と今から張りきって自分の名刺を作ったとしても、
今後配る機会はなさそうなのでやめておくことにします(^▽^;)

それと、反省せねばいけないことがでてきました。
私は、人の名前を覚えるのがとっても苦手・・・ 
なので、勝手に自分で覚えやすいようにブロガーさんや、ブログに名前をつけたり、
プロフィールアイコンの絵で覚えるようにしているので、
正式ハンドル名や、ブログ名を言われても分からないのです(@_@)

ぐるぐるさん、ごえごえさん、こんとんさん、、、、
って、今思えば私は擬音語っぽいものしか覚えられないアホポンなのですね(><;)

失礼なことが多々ありながら、それでも優しい方ばかりで、
思い切っていろいろなことに参加してみてよかったとつくづく感じました。

出会えた皆様、本当にありがとうございました☆彡


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


面格子ファンクラブのスタッフのびんみんさんは、針金細工をチャリティーで制作されまして、
こんなに可愛くて素敵な面格子細工を作ってくださいました。
愛猫の名前「めんつゆ」で、「ん」の一部が黒猫になっています(*゜▽゜ノノ゛☆


お気に入りの猫ボトルワインにキープタグのようにして掛けてみました。
あれは、ぼくのワインにゃ♪


我が家には、「ころすけ」というワンコもいるので、針金細工、私も挑戦してみようかなぁ~(^~^)


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


帰りは、旧・八木通商ビルの写真を、しつこくまだ撮りたくて大周りして帰りました。

途中、「こっちにも猫のオブジェがある!」と発見して写真を撮ろうとしたら、
警備員さんに、建物の写真は撮らないでください、と注意されました。 なぜo(;△;)o
「建物じゃなくて、猫が撮りたいんです! 猫です! 猫!」というと、
「あっちの猫が有名で、皆さんあっちの猫の写真を撮られていますよ。」と黒猫を指差します↓

「あの猫は知ってるんです。この猫は初めてだからこの猫の写真を撮りたいんです!」というと
「1枚だけ」と許可がでました。 
猫は好きだけど、ハービスなんだか感じ悪ぅ~↓↓↓

谷山恭子作 ミラージュ 2004   (撮影に許可がいる猫)



大阪駅前第一ビルの前では、ベニバスモモの花が咲いていました。
ヒルトンと丸ビルの警備員が「ビルは撮影しないでください」と走ってくるかとビクビクしましたが、
大丈夫でした(´∀`)





街のビルやオブジェの写真を撮ったら、あかんのかいな? そんなわけないやろ?
とやけくそ気味にJA大阪センタービルの写真を撮りました。
警備員は、走ってきませんでした。 よかった。


だって、こんなのを見つけたんだから撮りたくなりますよ。


元は、日本システムディベロップメント(NSD)のビル。(設計:東畑建築事務所)
持ち主が変わると、このキャラクターの云われも語り継がれていないかもしれないなぁ。。。
君は、誰?


旧・八木通商ビル周辺の写真を撮って、帰りの最終目的地太閤園へ。

太閤園の庭園は、いくら無料開放と行っても、最初は「本当にいいの?」とびくびくしたけど、
太閤園の人がいて声をかけても「どうぞ~」ととてもにこやか。

安心して、四季を楽しませて頂いています。 ありがとうございます。

好き好き、石の仁王像


ここの椿は、とっても豪華!
紅朴伴椿(ベニボクハンツバキ)というそうです。


もみじの新芽と花芽も出ていました。


ここは、大阪なんだろうか・・・という場所。


落ち着く~(´∀`)

ハービスみたいにお高くとまっているビルには、二度と行けへん ゛(`ヘ´#) ぷんぷん!


暖かくなってきたので、
運動と、気分転換をかねて、いろいろなものとの出会いを求めて、
自転車でうろうろしようと思います。



【追記】 落ち着いて考えると・・・
ハービスENTの紫の猫のオブジェは撮影禁止!
ハービスOSAKAの黒の猫のオブジェは撮影OK!
この違いは、何なの???