2011/08/08

夏休み 文楽特別公演

(後日書きの記事です)

夏休み親子企画 文楽特別公演に行ってきました♪
一緒に行くお子がいないので、母一人観賞です(;^_^A
前から3列目中央で、ばっちりお人形がよく見えました(o^-')b



途中の人形遣いの体験コーナーでは、札幌のお子さんが主遣いをされました。
隣の親子連れも新幹線で大阪まで文楽を見に来られていたようです。
はるばる遠くから小学生くらいの子供を連れて文楽を見にこられるなんて、
これは、教育熱心、というものなのでしょうか???
ええとこのお子というのは、映画を見るように小さい頃から
歌舞伎や文楽を見るものなのでしょうか???
休憩時間にはインタビューにまわりたい気分になりました(笑)

それに対し、大阪のお子の割合はどのくらいだったのでしょうか?
今回は、この辺が妙に気になりました(^_^;)


日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)「渡し場の段」
題材は、紀州・道成寺の安珍・清姫の物語。恋しい安珍が女を連れて逃走-後を追う清姫。安珍の渡った日高川に到着したものの、船頭は、安珍の言いつけを守り、姫を向こう岸へ渡そうとはしません。恋しさと悲しさに泣き伏す姫。しかしやがて、怒りに燃え、角のある恐ろしい大蛇に変身した姫は、川に飛び込むのでした。大蛇と姫の人形が瞬時に入れ替わりながら荒れ狂う大波の中を泳ぐ、動きの激しさ、そして三味線の合奏の力強さが、姫の激情を表現します。
清姫:豊松清十郎
船頭:吉田玉佳


(床本よりお勉強)
■「胴欲じゃ、胴欲じゃ、胴欲じゃわいなぁ」
胴欲:(1)非常に欲の深い・こと(さま)。(2)むごいさま。無情。苛酷。

■「恋の呵責に砕かれて身は煩悩に繋がるゝ、紅蓮の氷、大焦熱阿鼻修羅地獄へ落つるとも、思ひ切られぬ安珍さま」
紅蓮(ぐれん):もと仏教語で、紅色のハス(蓮)の花のこと。サンスクリット語でpadma(パドマ)といい、仏典では鉢特摩とも音訳する。また、八寒(はちかん)地獄の第7番目「紅蓮地獄」を略して紅蓮とよぶ。この地獄に落ちた者は、酷寒のために皮肉がはじけ裂けて血に染まり、紅色のハスの花の様相を呈するので、この名がある。この地獄よりさらに寒さと苦痛の大きい地獄が、第8番目の「大紅蓮」である。後世には、花を炎に見立てて猛火の形容として用いる。

八大地獄(「八熱地獄」「八大奈落」とも)
等活、黒縄、衆合、叫喚、大叫喚、焦熱、大焦熱、無間(「阿鼻地獄」とも)。

大焦熱地獄(だいしょうねつじごく)
八大地獄の第七。焦熱地獄の下にあり、炎熱で焼かれ、その苦は他の地獄の10倍とされる。五戒を破った者および浄戒の尼を犯した者が落ちるという。

阿鼻地獄(あびじごく)
八大地獄の第八。五逆と謗法(ほうぼう)の大悪を犯した者が落ちる所。諸地獄を一としてその一千倍の責め苦を受けるという。無間(むけん)地獄。阿鼻獄。阿鼻。

■「無間奈落へ沈まば沈め」
無間地獄、阿鼻地獄に同じ。



道成寺ものは、以前、歌舞伎の鑑賞教室(記事はこちら)で、
上村吉弥さんの清姫が釣鐘の中に隠れた安珍を、蛇体となって釣鐘ごと焼いてしまう、、、
というお芝居を見ました。

歌舞伎もいいですが、年の頃、十六七の清姫となると、
文楽のお人形の方が初々しさがでて、感情移入しやすいです。

それにしても、心中物といい、女性は16、7という年。
まだ、高校1年くらいの年ですよ。
そういう頃から激しい恋をしていたのですねぇ。
それに、地獄知識が深い(笑)
今の「悪いことをしたら地獄に落ちるで!」どころの内容ではないです。

「渡し場の段」は、嫉妬のあまり大蛇に変化する清姫が見どころなのですが、
安珍の非情さに嘆き悲しむ清姫が、日高川と書かれた杭にすがり悲しむ場面が素晴らしくて。

すっかり豊松清十郎さんのファンになってしまいました(*゚ー゚*)




舌切雀 (新作文楽)
昔々あるところに、善兵衛というおじいさんと、お竹というおばあさんが住んでいました。お竹ばあさんは、雀が洗濯用の糊を盗み食いに来るので、腹を立てていました。という昔話。
爺善兵衛:吉田玉也
婆お竹:桐竹勘十郎
親雀:吉田幸助
子雀:桐竹紋臣
雀の家来:吉田文哉、吉田玉勢
腰元:桐竹紋秀、吉田蓑紫郎

人形遣いさんは皆黒衣で出遣いなしでした(T▽T;)
私が、この第一部を選んで見に行ったのは、
桐竹勘十郎さんの主遣いがお目当てだったのに、お顔が見えない~(>_<)

文楽は、人形劇で、主遣いさんの顔を見に行くものではないのですが、
私は見たいんです~(T_T)

でも、お顔は見えずとも、桐竹勘十郎さんのお竹婆さんは、
意地悪な時も、改心した時も、よかったです!

今は、人形の動きの細かいところを見るのが面白くって。
はまってきたな~という感じがします(´∀`)


舞台装置の早変わりや、妖怪、骸骨などの人形、照明効果が凝っていて、
子供たちも大喜びでした。
手拍子で、舞台と観客席が一体となるなど、いつもの文楽とは違って、
すごく楽しかったです♪

こういうのもいいなo(^-^)o


つけたしみたいになりましたが、床本よりお勉強
■「慎みを知って慎まざれば禍遠きにあらず」
慎むべき場合に慎まなければ、やがて災難を招くことになる。
(慎みは、過ちのないように気をつけること、控えめにすること、などの意味)

はい、心にとめておきますm(_ _ )m



幕が降りている時は、写真を撮っていいと案内の方に言って頂いたので、
調子にのって撮りまくりました(*^ー^)ノ





竹と雀は、「舌切雀」にちなんで???





最後は雀さんと記念撮影

手前から、吉田玉誉さん、桐竹紋吉さん、吉田蓑紫郎さん (だと思います)

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