2011/07/28

天神祭 祭りの日のしつらえ

お祭りの非日常の「ハレ」から、日常の「ケ」に戻りました。

「ケ」が枯れ「ケガレ」状態になっていたおとさんは、「ハレ」でリセットできたでしょうか?
仕事でも、非常にストレスがかかっている状態みたいです。
次男の独り暮らしがスタートするのも、あと10日あまりですし。
日常というのは、いろいろあります(-"-;

震災で、祭りを自粛するより、「ハレ」の日を催して「ケガレ」を落とした方がいいと思います。
そういう、昔からの生き続けるための知恵があるのですから。


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6月に「大阪くらしの今昔館」に行った時、9階の江戸時代の町並みは「祭りの日のしつらい」になっていました。(解説は、頂いたパンフレットより引用)


通りには高張り提灯が立てられ、家々の軒下には幔幕(まんまく)掛けられています。
【高張り提灯】町の紋がをつけた提灯が通りの随所に立てたれ、夜には火が灯されます。
【幔幕】家紋を染め抜いた幕で、めでたい日には必ずかけます。
写真の撮り方が悪くてちょっと分かりにくいのですが・・・^^;





通りに面した町家の格子や建具が取りはずされ、店の間には毛氈が敷かれて祭りの見物席が設けられると、町家からは祭りの様子が、通りからは町家の内部が見物でき、通りと町家が一体になって祭りを楽しむ仕掛けが出来上がります。

店の間に飾られた秘蔵の屏風や、趣向を凝らした造り物が、そぞら歩きの見物人の目を楽しませます。





【造り物】(以前の記事で「しじみの藤棚」のことを載せたことがあります。こちら

造り物は、奇抜な発想で、人々の目を驚かせ楽しもうというものです。
獅子。嫁入り道具の一式の造り物。箪笥を獅子頭とし、手鏡を目に見立てています。


鞍馬の僧正坊。膳、椀などの塗物一式による鞍馬の僧正坊。鞍馬山の大天狗僧正坊の腕の上で見得を切る牛若丸。芝居好きの大坂人に好まれた題材です。
※この前、文楽で見たのと同じ~(・∀・)


布袋。仏具一式を用いた布袋様。



江戸時代、祭りの時の通りはこういう風だったようです。



今は、提灯は飾られていても、造り物が通りの家に飾られるということは見られなくなりました。


でも、ちょっとでもその雰囲気が残る場所と思って、格子のあるお家の前で見ていたのです。


来年は、ここにも高張り提灯を立てて欲しいな~(。-人-。)



また、昔は、船だんじりというものもあり、その「天神丸」も大阪くらしの今昔館に展示されていました。
大阪市指定有形民俗文化財 船形山車「天神丸」










船渡御や、奉納花火が天神祭だと思っている人が多いようですが(私もそうでした)、
陸渡御も面白いです。
「大阪くらしの今昔館」で見るだけでなく、陸渡御でこういうのが復活すればいいのにな~とつくづく思います。


来年は、中公新書の「天神祭―大阪の祭礼」米山 俊直著を読んで、
もっと奥深く天神祭を見ようと思います。
絶版になっているのを、一昨年、わざわざ探して買ったのに、まだ読んでいないという^^;

来年は、今年よりもっと元気になって天神祭を楽しめるといいな(´∀`)

とりあえず、ブログの記事も書けたし、天神さんにお礼のお参りに行ってこよう!

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