2011/04/23

浪華の魁(さきがけ)

府立図書館で借りてばかりで、以前から欲しかった古書が手に入りましたo(^▽^)o
古書相場で1万円もして、なかなか手が出せなかったのですが、
除籍本(図書館の蔵書から外れた本)が売りに出て6000円で購入できました(^_^)v


「大阪商人・その土性骨のうつりかわり」
著者名:宮本又次
出版元:中外出版
刊行年:昭和43年、初版、和綴
内容:
 ・江戸時代の大阪商人の根性
 ・明治維新と大阪
 ・明治大阪の経済と財界人
 ・明治実業家の精神
付録・商工案内「浪華の魁」(垣貫与祐 明治15年刊)の複製


どこの図書館の本だろうと思っていたら、大阪工大図書館でした。
竹山増次郎という、大坂工業大学教授・大阪府立大学名誉教授だった方の蔵書で、
亡くなられて大阪工大図書館に寄贈となったようです。

そんなのを手放していいのですか? >大阪工大図書館
まあ、私は、安く手に入れることができて嬉しいですが(´∀`)

この竹山増次郎という方は、堺の出身で溜池の研究もされていたようです。
私も堺出身で、溜池がいっぱいある地で育ったので、
最終的に私の手元にこの本が渡ってきたことは運命なのかもしれません!
大切に活用していこうと思います。


どうしてこの本がそんなに欲しかったかというと、付録です!
本の半数を占めるページの商工案内「浪華の魁」。

1881(明治14)年、大阪で開かれた内国勧業博覧会の後、
翌年、北区曽根崎の垣貫興祐という人によって刊行(銅版)された
「大阪商工浪華の魁」所掲広告の復刻版です。

こういうのです↓↓↓


この右上の図は、大阪船場、道修町の堺筋沿いにひときわ目立つ漆黒の館、
『重要文化財 道修町 旧小西儀助商店』が建つの店構えなのです。

現存する1903(明治36)年完成の小西儀助商店(現コニシ)の社屋。


小西儀助商店は、1870(明治2)年に製薬の製造販売をおこなう「小西屋」として創業し、
現在は、接着剤で有名なコニシ株式会社になっています。


このように、明治維新前後の大阪のさまざまな業種の店構えを見ることができるのです。
つまり、テレビドラマ『JIN-仁-』の時代の大阪の様子です:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


次回は、去年から温めてきたことを記事にします。
この本からの引用図も出てきます(^-^)/

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