2011/03/30

自粛 jishuku は ”そのまんま英語”になっていた!

Twitterって、何がいいのかよくわからない(-"-;

と思っていたのですが、Twitterの良さが、この震災時にとてもよくわかりました。
フォロー数が100にも満たない私に何の情報が入るのか疑問だったのですが、
リツイートの威力を、まじまじと見せつけられました(@_@)

日頃も、見落としてしまいそうなニュースや情報も入ってくるし、
今では、なかなか良いものだと思っています。

しかし、私は、どうも140文字に考えていることをまとめるという能力がない(´_`。)
だらだら書きながら考えるタイプなので、やはりブログが向いているのかもしれない。

Twitterは、私にとっては、情報インプットには適しているけど、アウトプットには適していない。
という感じですねぇ。。。


今日は、NY紙のニュースの紹介をTwitterで見つけました。conny_jpさんありがとうございます。
NY紙「日本は自粛という強迫観念にとらわれている」
MSN産経ニュース 2011.3.29 20:09 
 【ワシントン=古森義久】米紙ニューヨーク・タイムズは28日付で「津波後の日本は自粛という新たな強迫観念に襲われた」との見出しの記事を掲載し、日本国民の多くが地震や津波の犠牲者への弔意から日常の活動を縮小するようになり、国民経済への悪影響が懸念されると伝えた。

 東京発の同記事は、日本で「地震、津波、原発で何十万という国民が被害を受けたことから、被災地以外でも、少しでもぜいたくにみえる活動はすべて非難されるようになった」とし、日本国民のすべての層が生活面での「自粛」をするようになったと報じた。

 自粛はまず電力の節約という形をとり、日本国民が「電灯、エレベーター、暖房、トイレ座席の暖房まで止めるようになった」とし、安売りカメラ店の客案内の音声やカラオケ店への出入り、桜の花見、高校野球応援、東京都知事選の候補の音声までが自粛されていると指摘した。

 同記事は自粛が過剰になっていることを示唆し、企業や学校の行事のキャンセルが日本の経済全体の60%に及ぶ消費支出を大幅に減らし、「もともと停滞していた日本経済に浸食効果をもたらし、倒産を急増させるだろう」と述べている。

 また「東京都民にとっての自粛は被災地の人々との連帯を示し、自粛をする側を何か良いことをしているという気分にさせる安易な方法だ。しかし、当人たちは実際にどんな効果をもたらすかはあまり考えていないようだ」とも論評した。



英語が超~苦手な割に、こういうのは、原文はどうなっているんだろうと気になります。
ほとんど、Google翻訳と、Yahoo!翻訳にお世話になるのですが(^▽^;)

そこで、津波が英語でも Tunami であるように、自粛が jishuku のまま書かれていることに驚きました!
自粛 jishuku は ”そのまんま英語”になっているのか?! なりかけ?!

一部ですが、英語の勉強もかねて引用を多用します。

In Deference to Crisis, a New Obsession Sweeps Japan: Self-Restraint
By KEN BELSON and NORIMITSU ONISHI
Published: March 27, 2011  ←ここをクリックすると元のNYタイムズの記事が読めます。

自粛はまず電力の節約という形をとり、日本国民が「電灯、エレベーター、暖房、トイレ座席の暖房まで止めるようになった。
With hundreds of thousands of people displaced up north from the earthquake, tsunami and nuclear crisis, anything with the barest hint of luxury invites condemnation. There were only general calls for conservation, but within days of the March 11 quake, Japanese of all stripes began turning off lights, elevators, heaters and even toilet seat warmers.


安売りカメラ店の客案内の音声やカラオケ店への出入り、桜の花見、高校野球応援、東京都知事選の候補の音声までが自粛されている。

But self-restraint goes beyond the need to compensate for shortages of electricity brought on by the closing of the Fukushima Daiichi nuclear plant.
At a time of collective mourning, jishuku also demands that self-restraint be practiced elsewhere.
(本文ではどのように自粛しているか詳しく書かれています。)

There are also doubts about whether it is proper to partake in the seasonal pleasures that regulate much of Japanese life.
(花見に関しては、このようにも書かれています。季節の楽しみまで自粛要請するな~!)



企業や学校の行事のキャンセルが日本の経済全体の60%に及ぶ消費支出を大幅に減らし、「もともと停滞していた日本経済に浸食効果をもたらし、倒産を急増させるだろう
As effective as the self-restraint has been — conservation measures have allowed Tokyo Electric Power to cancel some planned blackouts — the continued scaling back is likely to have a corrosive effect on Japan’s sagging economy. While the government will spend heavily to rebuild the shattered prefectures to the northeast, consumer spending, which makes up about 60 percent of the economy, will probably sink; bankruptcies are expected to soar.


東京都民にとっての自粛は被災地の人々との連帯を示し、自粛をする側を何か良いことをしているという気分にさせる安易な方法だ。しかし、当人たちは実際にどんな効果をもたらすかはあまり考えていないようだ
Japan has gone through spasms of self-control before, including after the death of Emperor Hirohito in 1989. This time, though, self-restraint may be a way of coping with the traumatizing scale of the loss of life as well as the spreading fears of radioactive fallout, according to Kensuke Suzuki, an associate professor of sociology at Kwansei Gakuin University in western Japan.

“With the extensive coverage of the disaster zone, jishuku has become a way for people in Tokyo to express solidarity at a time of crisis,” Professor Suzuki said in an e-mail. “Jishuku is the easiest way to feel like you’re doing something, though perhaps there isn’t much thought put into how much these actions make a difference over all.”


ここ↑が、「NYTimesよくわかってるや~ん!鋭い!!!」と感心していたのですが、
どうやら関西学院大学社会学部准教授 鈴木謙介氏の意見のようですね(;^_^A
昭和天皇崩御のことまで書いてある。

この方、もっと日本メディアで発言して欲しいです。
良いことをしている気分に浸っているだけでは、どうにもならんよ~って。
でも、きっと日本のメディアは書きたがらないのだろうな。。。

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以下の部分は、MSN産経ニュースには、紹介されていなかった部分なのですが、
橋下徹大阪府知事は、自粛規制とは反対に
経済をサポートするための消費をせきたてたことを評価されています・・・よね?
企業が収益の一部を寄付しているとか。

There were other opponents of self-restraint. While the ethos has been strongest in northern Japan and in the Tokyo area, western Japan appeared split. Kobe, the site of a 1995 earthquake, was firmly in favor.

But Toru Hashimoto, the governor of Osaka, Japan’s second-biggest city, said too much holding back would hurt the economy. Echoing President Bush after the attacks on Sept. 11, 2001, Mr. Hashimoto urged people to spend even more, so as to support the economy; some businesses are helping by donating part of their proceeds to affected areas.

In Tokyo, though, there was no debate.



東京は、原発事故による打撃が大きいので、
自粛は、強迫観念ではなく、そうせざるを得ないことも多いと思います。


関西は冷めていると国内の一部の人が言う中で、
お金をまわし、経済を落ち込ませないようにすることで支援していることもきちんと書かれていて、

これが報道というもんやん(o^-')b 

と思いました! 


※英語が必須の今のビジネスマンは、こういうのがすらすら分かるのでしょうか?
そうだと、いろいろ面白いでしょうね~


【追記】
「jishuku、自粛、英語、ニューヨークタイムズ」の検索ワードで訪問してこられる方が増えました。
関心を持ってられる方が多いのですね。
しつこくNYタイムズの記事を追っていたら、アメリカの人が”jishuku”という文字を入れて記事の紹介をしているのを見つけました。またイタリアのニュースサイトでも、NYタイムズの記事をうけてJISHUKUの文字が入った記事が書かれていました。(こちら
GLOSSARIO DEL TERZO MILLENNIO: JISHUKU
28 mar 2011 — Vittorio Viterbo
Jishuku: è la parola d'ordine del Giappone post-tsunami. Significa una via di mezzo fra autocontrollo, riserbo e discrezione


これは、NYタイムズを読んだフランス人のJISHUKUの説明
JISHUKU” est l’expression actuelle que pratique les japonais. Sa définition est une forme d’auto restriction volontaire adopté par les habitants de l’Archipel afin de réduire au mieux les incidences relatives à ces événements.


日本人(今回は鈴木氏)が海外の人に自国のことを説明するのに、英語に訳し難い言葉、または日本語のまま強調したい言葉を使って説明し(jishuku)、それを海外の人がニュースにする。その広まり具合によって「そのまんま英語」になる言葉もあれば、消えていく場合もある。「jishuku」という言葉は、どれくらい認知されるようになるのでしょうね。

※以前からjishukuの説明は、いろいろな言語で日本特有の行為として説明されていますが、今回の震災では特に注目される言葉になるのでしょうね。
と、言っても、井の中の蛙主婦の憶測ですからね~ 当てにはなりません(^_^;)

※アメリカ、ハワイ、イギリス、フランス、スウェーデン、マレーシア、シンガポール、オーストラリアから自粛がらみの検索訪問がありました。

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