2011/01/30

若手能 二十回記念五番能

今年最初の1月は、『日本の古典芸能に親しむ月間』と去年から計画していまして、
文楽、歌舞伎に続き、昨日は能を観に行ってきました。

こういうのを観に行っているのは家族には、内緒です。
別人格が現れたのかと心配をかけてはいけないですから(^▽^;)
な~んてことより、へそくりで行っているからです( ´艸`) ナイショ♪



能は、昨年12月に中之島図書館玄関で行われた野外ライブ(記事はこちらです)を
観に行った時から、とても楽しみにしていました。

テレビでやっていてもどうも観る気がせず、苦手意識の強かった「能」ですが、
思っていたよりずっと面白く引き込まれました。
予習なしで行ったのですが、鳥獣戯画風に書かれた漫画での解説がわかりやすく、
パンフレットの解説だけでも、なんとか内容についていけました。

また、中央やや左寄りの前方席という良席だったので、
すぐ目の前で繰り広げられる世界の音の響きとか、空気とか、気迫とかに圧倒され、
あっという間に3時間が過ぎました。(途中20分は休憩)

あっという間に、という中には、「吉野静」があまりに心地よかったため、
ちょっと記憶が飛んでしまった(-.-)Zzz・・・というのもあります(;^ω^A
つまらなかったのではなく、心地よかったのです。ホントです。

「小袖曽我」の兄弟2人が舞うところなんかは、対角線に移動する弟の方が
自分の方に向かってきて、吸い込まれそうな不思議な感覚になりました。
微妙な加速と減速で歩み寄ってこられる表情、空気は独特なものですね~。

以前観た「猩々」や、今回の「吉野静」のように静かな舞のものもいいですが、
初心者としては、動きのある「小袖曽我」や、「石橋」のようなものの方が面白いです。

狂言「腰祈」は、笑わせてもらいました~!
最近のテレビのお笑いは苦笑ものが多いですが、純粋に笑えました。

特に、獅子と牡丹は、このブログでもいろいろ書いてきたので、
能の世界での獅子が観れたのは感動ものでした。
このパンフレットの獅子が4匹も舞うんですよ。(白獅子1、赤獅子3)
見応えがありました!!!



また、笛、小鼓、大鼓、太鼓の音色というのも、かなり好き。


初めてとはいえ、中之島図書館での野外ライブの時におられた方も出演されていたので、
「あの方知ってる!!!」とわくわくしながら観ることができました。

この公演までには、能楽講座などもあったのですが、夜だったので参加できず・・・
受講していたらもっと楽しめただろうにな。残念。

今回のように前売り(2700円)+指定席(500円)くらいなら観に行きやすいので、
また機会があれば行ってみようと思いますo(^-^)o


平成23年1月29日(土) 
第二十回 能楽若手研究会 大阪公演
つぼみから花へ 若手能 二十回記念五番能
(場所)大槻能楽堂
若手能大阪公演ホームページ

五番立の能
江戸時代の中期以来正式とされたプログラムです。初めに翁があり能を五番演じます。能と能の間には狂言が入ります。「脇能物」翁の脇にくるのでこの名称があります。あらゆる神々を主人公とします。二番目物「修羅物」ともいい武将が主人公です。三番目物「かづら物」ともいい麗しい女性が主人公となる場合が多いです。四番目物は変化にとんだ曲趣のものばかりで面白ずくめの能です。主人公も様々で「雑物」ともいわれます。五番目物「切能物」ともいわれ鬼神や天狗などが登場します。


第二部 午後三時半始め
■観世流 能「吉野静(よしのしずか)」
シテ(静御前)立花香寿子、ワキ(佐藤忠信)喜多雅人、間(衆徒)善竹隆平、間(衆徒)上吉川徹
(笛)成田寛人、(小鼓)高橋奈王子、(大鼓)山本哲也
(後見)梅若吉之丞、多久島法子
(地謡)上田彰敏、上野朝彦、上田宜照、井内政徳、今村嘉太郎、武富康之、大西礼久、長山耕三

■宝生流 能「小袖曽我(こそでそが)」
シテ(十郎祐成)辰巳孝弥、ツレ(五郎時致)辰巳大二郎、ツレ(母)藪克徳、ツレ(母ノ従者)辰巳和磨、ツレ(団三郎)金井賢郎、ツレ(鬼王)朝倉大輔
(笛)斉藤敦、(小鼓)久田陽春子、(大鼓)亀井洋佑
(後見)辰巳満次郎、石黒実都 
(地謡)江渕陽三、藤井秋雅、今井基、田崎甫、亀井雄二、渡邊茂人、澤田宏司、金森良充、   

■和泉流 狂言「腰祈(こしいのり)」
シテ(祖父)小笠原匡、アド(山伏)泉慎也、小アド(太郎冠者)山本豪一
(後見)谷口尚功

■観世流 半能「石橋 大獅子(しゃっきょう おおじし)」
シテ(白獅子)大槻文藏、ツレ(赤獅子)武富康之、ツレ(赤獅子)長山耕三、ツレ(赤獅子)斉藤信輔
(ワキ)福王知登
(笛)藤田貴寛、(小鼓)荒木建作、(大鼓)森山泰幸、(太鼓)上田慎也
(後見)山本章弘、林本大
(地謡)井内政徳、今村哲朗、今村嘉太郎、山中雅志、井戸良祐、上田大介、吉井基晴、寺澤幸祐

※当日、変更がありましたが記録できませんでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿