2010/03/24

猫地蔵遷座式 瑞雲山天寧寺 

お待たせしました!!!

「世界の猫グッズ博物館(猫博)」副館長様、そして千葉側世話人のclubeyさんから猫地蔵遷座式のご報告を頂きました。報告は早くに頂いていたのに、記事にするのが遅くなってしまいました。申し訳ありませんm(_ _ )m (写真は、副館長様、clubeyさん、Paceさんが撮影されたものを使わせて頂きました。)

★猫地蔵さまがどうして大阪から千葉に行くことになったかは、写真家のレンジャー前田さんがブログの記事にまとめて下さっています。初めてで「猫地蔵様って何?」と思われた方は、ぜひこちらの記事をお読みください。『猫地蔵の恩返し』・・・感動を分かち合ったみんなの写真展 (この記事は、黒猫ちゃん達の里親募集に際して、経緯をよく理解してもらえる人に里親になってもらいたいというレンジャー前田さんの優しい想いが込められています。)


さて、はるばる大阪から千葉の天寧寺に到着された猫地蔵様。
その猫地蔵様を迎え入れることを決断してくださった方は、天寧寺のご住職様のお姉様にあたる「世界の猫グッズ博物館」の小林館長様です。世話人を名乗り出てくださったclubeyさん(一番最初に猫地蔵様の由来を聞いてこられた方です)から猫地蔵様のことを聞かれるとすぐに私のブログをご覧になられ、引き取ることを決断して下さいました(3月6日)。

おばあさんの家の立ち退きのことを聞いた日から、わずか4日後に話がまとまったことになります。手が折れてしまっているから価値がないかもしれない、なんて思っていたことが恥ずかしくなるほど、猫地蔵様の存在そのものを大切に思って下さる方々のところに移ることになりました。本当にありがとうございます。


まず、その天寧寺の紹介をさせていただきます。

臨済宗建長寺派 瑞雲山天寧寺(てんねいじ)
安房の国 
観音札所七番霊場
住所 千葉県安房郡鋸南町(あわぐんきょなんまち)下佐久間3180

瑞雲山天寧寺は律宗の寺として創建され、足利尊氏に依って禅宗のひとつ臨済宗に改められ、約800年の歴史をもつ由緒ある古いお寺です。

仁王門と本堂。もうすぐして桜が咲くときれいでしょうね^^
 


千葉県指定天然記念物 樹齢750年のビャクシン(柏槙)
 

賽の河原の地蔵菩薩様
 



館長様がお書きになられた世界の猫グッズ博物館HPの『猫エッセイ』に猫博、天寧寺周辺の紹介がありましたので、地図と共に引用させて頂きます。(猫博から北北東500mくらいのところに天寧寺があります。)

 猫博は、東京湾内の入り口近くに位置する鋸南町にあり、JR内房線の安房勝山駅から、2キロ北に向かったところに建っています。駅名の通り、ここは旧国名を安房の国といいます。日本地図を広げると、東南に突き出た房総半島の端にあります。真冬でも雪も霜もあまり見ることの無い温暖な地です。12月の水仙をはじめ、菜の花、カーネーション、ストック、金魚草、ポピー、キンセンカ、エリカ等々が路地で咲き乱れます。群馬、栃木、福島等、寒いところの方々や東京、神奈川、埼玉 等近県からのお花好き、猫好きの方々が多くお見えになる季節です。水仙が満開の頃には、お隣の保田駅で下車し、山道の水仙ロード(10キロハイキングコース)を歩くハイカーさんたちの中の猫好きさんが、疲れた身体を休ませに立ち寄って猫100匹と遊んで行かれます。




大阪の街中から、一転して温暖で自然豊かな町へ。
大阪のミナミのお茶屋さんにいた時には、戦争を経験し、都島区に移ってからは、トラックやバイクから身代わりになっておばあさんを守った猫地蔵様。安心して過ごせるこの上ない地に落ち着いて頂くことができました。お近くに行かれた時にはぜひお立ち寄りください。


安住の地で、嬉しそうな猫地蔵様。


猫地蔵様は、招福招幸観世音菩薩(ペット観音)様のお傍に安置して頂けました。
『ペット観音様は全宇宙の生きとし生けるものの命をお守りくださいます。』
 



さて、その猫地蔵様。
おばあさんや私は、お寺のどこか片隅に置いて頂けるだけでありがたいと思っていました。それが、ペット観音様のお傍に、それもきちんと法要をして頂けるとのことを聞いて、もうびっくりしました!! この年になって恥ずかしいのですが、仏事には疎く、どういうことが行われるか全く想像がつきません・・・

では、その様子をどうぞ!


お彼岸の3月21日、天寧寺において小動物のための彼岸会法要が行われました。
右の写真で法被を着られた方が、千葉での猫地蔵様の運搬、設置でお世話になった石材店の方です。
その後ろが、千葉側世話人のclubeyさんです。
 


その後、猫地蔵様の大阪からの遷座法要が行われました。
彼岸法要に来られた30人近い方々が猫地蔵様の遷座法要にも参列して下さいました。
緊張気味の猫地蔵様。
 


開経偈
摩訶般若波羅蜜多心経(般若心経)
仏説熾盛光大威徳消災妙吉祥陀羅尼(消災呪)
妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五(観音経)
大悲円満無礙神呪(大悲呪)---千手千眼観自在菩薩広大円満無礙大悲心陀羅尼経
開甘露門(施餓鬼)

どういうお経の読経があるのか教えてくださいと、clubeyさんに前もってお願いしていたのですが、大変なことをお願いしてしまいました(汗)(clubeyさん、ありがとうございます!)
主なものだけでも、こんなにもたくさんのお経を上げて頂けたなんて。。。
感激で、なんと言えばいいのやら。
ご住職様には感謝の気持ちでいっぱいです。

(折をみて、どういう内容のお経なのか調べてみたいと思います。)

聖徳太子の時代から、中国大陸、朝鮮半島から船で運ばれる仏教の経典を、ネズミの害からお守りするという大切な役目を背負って日本に上陸した猫たち。

お寺、お経、経典、猫、猫地蔵様。
大阪ミナミのお茶屋さんの庭で、そしておばあさんの店の前で、それぞれの場所での使命を終えられ、おさまるとことにおさまった、そういう気がします。


3月21日に猫地蔵遷座式が執り行われ、後は石屋さんにお線香立、お花立て、お賽銭箱、由来名盤などを設置して頂いてから、開眼供養(魂入れ)が行われるそうです。

開眼供養が行われると、霊験ある聖なる猫地蔵様になられ。。。
ありがたい思いでいっぱいです(。-人-。)


また、天寧寺の本堂の壁に掛かる涅槃図(釈迦入滅で お釈迦様の十大弟子や 沢山の動物たちが集まり 哀しみにくれている図)には、猫が描かれているそうで、副館長様が貴重な写真を送って下さいました。(全ての涅槃図に猫が描かれているの訳ではないのです。)

 



京都 東福寺の修行僧、画聖 吉山明兆が1408(応永15年)に制作した涅槃図にも猫が描かれています。明兆がこの図を描いている処へ 一匹の猫がやって来て 悲しげに鳴いてきたので「お前もこの画に入りたいのか」といって 筆を揮ったという逸話が残っているそうです。(館長様の「猫エッセイ」より)


では、天寧寺の涅槃図は、どういう経緯で猫が描かれているのでしょう。
このお寺でお生まれになった館長様が、行き場にこまった猫地蔵様に、「あなたもこの寺に来ますか」と呼びかけてくださったことを思うと、天寧寺に受け継がれる想いが伝わってくるような気がします。

大阪から遠く離れた千葉のお寺に猫地蔵様を移していいものか。。。
悩みもあったのですが、天寧寺の涅槃図を見せて頂いてその悩みが吹っ飛びました。

本当によかった(‐^▽^‐)


こうした記事を書くと、世話人として私ばかりが目立ってしまいますが、千葉側の世話人のclubeyさんが奥様と毎週100Kmも離れた猫博まで車をとばし、館長様との打ち合わせをして下さったご尽力があったからこそで、どうかそのことをお知りおきください。


今回の記事は、長くなってしまったので、「世界の猫グッズ博物館」と猫にまつわる民俗・伝承を調査されているclubeyさんのご紹介は、後日、書くことに致します。

黒猫ちゃん達の里親募集の活動もありますので、ちょっ日があくかもしれないです(;^_^A



では、天寧寺の石仏様、達磨様、新入りの猫地蔵様をよろしくお願いいたしますm(_ _ )m
 






以上のことをおばあさんに報告したところ、もうそれはそれは喜ばれていました。
「関わってくださった皆様に、くれぐれもお礼を伝えてください。」とのことです。
猫地蔵様のことを気にかけて、記事を読んでくださった、そう、あなた様にも。

ありがとうございました。

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