2009/12/18

うまいもんと大坂画壇 3.5

日本画は、日本伝統の画材を使って描きます。
使用する絵具は、岩絵具(粉・粒状)を膠(にかわ)で練ったものを作り、それを水で溶いて、絹や和紙などの上に毛筆や刷毛(はけ)で描く。

・・・のだそうです。
日本画なんて、描いたこともなく、日本伝統の画材と言われても何も知りませんでした。
それが、今年、1月に梅田の画材屋さん(丹青堂)で、雛祭りのカードを買った時に、店内の奥にこういう光景を見たのです!



見慣れぬ日本画の顔料の瓶に驚き、思わず、「写真を撮らせてください(・∀・)」とお願いしてしまいました。だって、珍しくて、珍しくて。

「初めて見たんです~!」と喜んでいると、お店の人が親切に説明もして下さいました。

「合成」ではなく、「天然」となっているものが高価で、中でもこの「天然群青」がきわだって高価だと教えて頂きました。(左から3本目の白い蓋の瓶です。)


合成の群青が20g1050円に対し、天然の群青は半量の10gで2730円もします!
天然の群青は、藍銅鉱(アズライト)を砕いて作られた顔料ということです。

この瓶の近くには、天然淡口珊瑚末というのもありました。(一番右)


また、日本画の顔料の色名は優雅で、色名と実際の色を見比べると面白いです。


今回見に行った「うまいもんと大坂画壇」の展覧会の作品の中で、
群青を生かしたと思われる作品を見つけました。

庭山耕園の「朝顔」です。
それは、それは、深く、ビロードのように輝く青の朝顔でした。
この青は、きっと群青だ!と思って見ていたのですが・・・どうなのでしょう?


なんだか、いつか機会があれば記事にしようと思って撮っていた写真が、
「うまいもんと大坂画壇」の記事で使えています。
不思議です。

歳末、大蔵ざらえみたいです(笑)


【追記】12/21
庭山耕園の「朝顔」って、花の中からもう一つ花が咲いている珍しい朝顔でした。
江戸時代後期には、変化朝顔(変わり咲き朝顔)のブームがあって、庭山耕園が生きた明治、大正時代にも、いろいろな変化朝顔があったのでしょうね。
国立歴史民俗博物館「伝統の朝顔

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