2009/10/28

お気に入りの龍(竜)の子 太閤園4

結局これもシリーズになりました^^; 今回は龍の子です。

(この龍↓は、四天王寺の龍の井戸の前にある龍です)


中国の伝説によると、龍にはそれぞれ姿形も性格も異なる9頭の子供がいて、竜生九子(りゅうせいきゅうし)と呼ばれています。

その竜生九子のひとつが太閤園の入り口にいるのです!




仁王様ではありませんよ。


さて、どこにいるでしょう?


この子です↓↓↓



亀みたいですが・・・ 亀じゃないですよ~! 龍の子です!

贔屓(ひき・びし)といいます。
重きを負うことを好むといわれ、そのため古来石柱や石碑の土台の装飾に用いられる。』

この贔屓は、下馬石(ここより先は馬に乗って入るのを禁ずる結界の標石)を背負っています。

下馬碑の贔屓は珍しいと思います。
贔屓も厳つい顔つきのものが多いのですが、太閤園の贔屓は穏やかな顔つきです。これも、藤田伝三郎氏の好みなのかもしれません。


亀の形をした「趺」すなわち台座のことを亀趺(きふ)といい、中国では貴族以上の身分に許された墓碑・記念碑の台座となっているそうです。

日本では、諸大名の墓碑としては、鳥取藩主池田家のものが唯一となっています。ただし、2代藩主綱清の墓碑のみ、時の将軍であった徳川綱吉の「生類憐れみの令」に配慮し亀趺が無いのだとか・・・

贔屓は、重いものを背負うのが好きなのだから、憐れまなくてもいいのに・・・ よけいなお世話ですよね(笑)


以前、百度参りのことを調べている時に百度石を背負う贔屓を見つけました。
金刀比羅宮の百度石(写真はWikipediaよりお借りしました)




贔屓という存在を知らなくても、会話の中によくでてきます。

■贔屓(ヒイキ)
漢字の「贔」は重い荷物を背負う意味。一方「屓」は鼻で息をする意味。もとは「ヒキ」と発音され、重い荷物を持てるように息を荒くして力むという意味。それが「ヒイキ」に転じ、誰かを助けるために力むこと、自分の好ましく思う人をとくに引き立てること、という意味になった。

■依怙贔屓(エコヒイキ)
自分の気に入ったものだけの肩をもつこと。

■贔屓の引き倒し
ひいきし過ぎて、かえってその人を不利にすること。



余談ですが、四天王寺の庭園にもよく似た石碑があります。




これは、贔屓ではなくて、亀なのです。

千人斬りの碑
「慶安3年(1650)九州肥後国の田代孫右衛門が建立した。上部より、刀の柄・鍔(つば)・刀からなり、亀の甲羅を突き刺したような形状をしている。」
(「江戸時代の主な建造物と石造物」四天王寺発行説明文より)

四天王寺の眠り猫のことを調べていた時に、詳しい由来が書かれているのを見つけて「ほぉ~~~」と思って読んでいたのですが、コピーをとるのを忘れてしまいました^^; 猫、猫、猫と猫探しに夢中だったので。。。 うろ覚えですが、こういう内容だったと思います。

結婚の約束をしていた相手に裏切られた男が、正気を失って千の命を取って恨みを晴らそうとしました。その最後の千番目がこの亀で、刀を刺そうとした時に、お母さんが「もう、やめなさ~い」と亀にかぶさり、自分の母親をも刺そうとした時に我に返り、自分のしてきたことを恥じ、仏門に入り修行した。

現代の若者の事件と照らし合わせた、住職の思いも書かれていました。またもう一度資料を探してみようと思います。



そういえば・・・
TVドラマ「JIN -仁-」でも、第3話で喜市のお母さん、タエさんが辻斬で命を落としました。

「辻斬(つじぎり)とは、主に江戸時代に武士が街中などで無差別に通行人を刀で斬ること。辻斬りをする理由としては刀の切れ味を実証するためや、単なる憂さ晴らし、金品目的、自分の武芸の腕を試す為などがある。また、1000人の人を斬る(千人斬り)と悪病も治ると言われる事もあった。」(Wikipediaより)

斬られる方は、たまったもんじゃないですね ゛(`ヘ´#)


話がずいぶん飛びましたが、突然湧いた太閤園シリーズはひとまず終わります。
紅葉がきれいになったころにまた行ってみようと思うのですが、今年の秋は暖かいから、綺麗に紅葉するかな?


【おまけ】ペットブログを書いていた時の写真です。
息子が太秦映画村で買ってきた刀を無理やり持たされてパチリ!


今は、さらにデカクなっています(-"-;A

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