2009/01/17

十日戎 9 舞楽奉納(6) 雅楽

随分わき道にそれましたが、元に戻ります。今宮戎神社「十日戎」の神事として1月8日に行われた舞楽奉納の続きです。

前回までは、舞を舞う「舞人(まいびと)」についてでしたが、今回は演奏をする「管方(かんかた)」についてです。
と言っても、何一つ知識がないので大雑把に楽器の分類をしただけです。舞楽の本を購入したので、4月22日四天王寺で行われる聖霊会(しょうりょうえ)までには、もう少し詳しくなっておきたいと思います。



管絃の合奏の中心となる八種類の楽器(Wikipediaにリンク)
【三管】
(しょう)(鳳笙、ほうしょう)-「天から差し込む光」を表す
篳篥(ひちりき)★主旋律-「地上にこだまする人々の声」を表す
龍笛(りゅうてき)(横笛、おうてき)または高麗笛(こまぶえ)または神楽笛(かぐらぶえ)-「天と地の間を縦横無尽に駆け巡る龍」を表す

【三鼓】
楽太鼓または大太鼓(鼉太鼓、だだいこ)
鉦鼓(しょうこ)または大鉦鼓
羯鼓(かっこ)(鞨鼓)または三ノ鼓(さんつづみ)★洋楽の指揮者の役割

【両絃】(今回の曲目では使われていませんでした。)
楽琵琶
楽箏または和琴(倭琴)


(しょう)(鳳笙、ほうしょう)-「天から差し込む光」を表す


篳篥(ひちりき)-「地上にこだまする人々の声」を表す


龍笛(りゅうてき)(横笛、おうてき)または高麗笛(こまぶえ)または神楽笛(かぐらぶえ)-「天と地の間を縦横無尽に駆け巡る龍」を表す



また、興味深いことがWikipediaに載っていました。よく使っている言葉でも、それが雅楽にまつわっているとは全く知りませんでした。

【雅楽にまつわる言葉】(Wikipedea雅楽より)
塩梅(あんばい)
西洋音楽で言うところのメリスマ。近似する音程へ徐々に移行する一種のポルタメント。ゆっくりと慎重に音程を変更するところから、具合を測りつつ物事を進めるさまを表す。なお、雅楽用語では塩梅は「えんばい」と読む。

八多羅(やたら)、八多羅滅多羅(やたらめったら)、滅多(めった)
現在は矢鱈と書くがこれは明治時代に夏目漱石によって作られた当て字で、本来は雅楽の拍子を指す。2拍子と3拍子のリズム細胞を繋げる変拍子。転じて、リズムが合わずめちゃくちゃで大袈裟な身振りや様を指す。多羅(たら)はサンスクリットのターラ(リズム)に由来する。

打ち合わせ(うちあわせ)
管楽器同士で練習をした後、打楽器を交えて、最終的なリハーサルをしたことから。

野暮(やぼ)
笙の17本の管のうち「也(や)」と「毛(もう)」の音が使用されないことから。

様になる(さま-)/左舞なる(さまい-)
左舞(さまい)が上達することから。

上手い(うまい)
右舞(うまい)から。

二の舞を舞う(にのまいをまう)
「二ノ舞」は「安摩」とセットの番舞、ただし例外的にどちらも左方に属し、装束のみ二ノ舞は右方の装束。安摩が上手に舞った後、二ノ舞は真似て舞おうとするが、上手に出来ずに滑稽な動きになるという設定。転じて他人の成功 を真似て失敗すること。他人の失敗 を繰り返す例に使われるのは本来は誤用。

呂律(ろれつ)
古くは「りょりつ」とも読んだ。呂と律は雅楽における曲調の大分類であり(上述の曲の調子を参照)、呂律は広い意味での曲の調子を意味する。呂旋法を前提に作られた曲を律旋法で詠おうとすると調子がおかしくなることから、音の調子が合わない(転じて詠唱や講演でうまく言葉が続けて発音できない)ことを「呂律が回らない」と表現するようになった。

二の句を継げない(にのくをつげない)
朗詠で、一の句から二の句に移る時、急に高音となるため歌うのが難しいことから。

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