2009/01/13

十日戎 5 舞楽奉納(2) 振鉾三節

今宮戎神社「十日戎」の神事として1月8日に行われた舞楽奉納の続きです。

書くのが遅れましたが、この舞楽奉納は、「天王寺楽所雅亮会(てんのうじがくそ・がりょうかい)」の方々によって演奏と舞が四曲奉納されました。
(天王寺楽所雅亮会は、浪速の誇る最古の古典芸能、四天王寺舞楽(重要無形民俗文化財)の伝承団体です。)

写真について
舞楽奉納は、神様を敬い、また鎮め愉しませる目的のため、舞を捧げます。神様は本殿の奥に祀られているので、神様に向かって踊る姿は、見る側にとっては後ろ姿になります。それと、本殿の奥は暗いので、私の持っているコンパクトカメラではなかなか上手く写真や動画が撮れませんでした。どうかご了承ください。(祭りの準備のための周囲の作業音も入っています。)


一曲目「振鉾三節(えんぶさんせつ) 」(約10分)

【曲目解説】
「舞楽の演奏に当たって、まず最初に舞われる儀式的な舞曲である。もともと天地の神と祖先の霊に祈りを捧げ、舞台を清める宗教的な意味をもったものである。舞人は口に次のような鎮詞を唱えながら舞う。
「天長地久、政和世理、国家太平、雅音成就」
左右の舞人が一人ずつ出て、鉾を上下左右に打ち振って舞う。まず左方の舞人が舞う。次に右方の舞人が替って舞い、最後に左右の舞人が同時に舞台に登り舞う。これを「合わせ鉾」という。以上のように三度舞うことを「振鉾三節」といい、天王寺では今もなお厳重に守られている。」
四天王寺『経供養舞楽目録-曲目解説』より

一節
左方の舞人の登台


左方の舞人の舞


左方の舞人の舞 (動画)


(左方の舞人の降台)


二節
右方の舞人の登台


(右方の舞人の舞) 写真がピンボケばかりでした・・・

右方の舞人の降台



三節
左右の舞人の舞


左右の舞人の舞 (動画)



左方は男性的で力強く、右方は女性的で柔らかい舞振りで、足の摺(す)り方に違いが見られるそうです。次回は、この違いにも注目して鑑賞しようと思います。また衣装にも意味があると思うので、書物で詳しく調べてみます。先日の記事にも載せた写真ですが、あまりにきれいな衣装なのでもう一度登場。



舞楽は、昨年10月の四天王寺『経供養』の際にも鑑賞しました。その時の写真は、また別のテーマで写真を載せます。そちらの写真のほうが、綺麗にとれています。


では、二曲目は次の記事で。

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